|
なんともオモシロイお酒をみつけた。平成12年度産の、本来は甘口の普通酒(もち米四段仕込)を、洞窟で熟成させた普通酒の4年熟成酒。しかもalc20〜21度の原酒状態。熟成酒のセオリー?で考えれば、ありえない話ではないが、やはりもう少し値の張るお酒で出してくるのが当り前のトコロ。この感覚が東力士(島崎クン)の楽しい部分かな。
透明な瓶に詰められたお酒はアメ色に輝いて、個人的にはグっと魅かれる。“酒ってばこういう色だよな〜” なんて・・・。名前の通り旨口=甘口(うまくち)と書くように、もともと甘口のお酒を熟成させたのだから味はまろやかな甘口。普通酒ということと低温(洞窟内は5〜16度)熟成も手伝って、熟成香は若干にとどまる。全体に甘味に支配された、それでいてシッカリした酸を持つおかげでクドく感じることはない。
美味しい甘口を好む方は案外多く、自分で気付いていない方もかなり多い。上質な甘味のあるお酒は飲んでいて楽だし、食も進む。このお酒は、“甘味は旨味” なのだと実感させてくれる楽しいお酒だ。 |