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地元篤農家による低農薬有機栽培米を使い、仕込み水は“出羽鶴蔵”からさらに山間に入ったところにある通称“貝化石山”と呼ばれる場所の湧き水を使用。ここは1500万年前の太古の昔、海の中にあり今でも多くの貝類の化石を含んでおり、この地層を通過する水に ミネラル分が溶け込み、周りの地域の地下水とは違った水質になるそうです。この水が山廃もとには造りやすい条件を与えたくれるといいます。地元の米と、永い時を経て太古の恵みを受け継いだ湧きいずる水、そして基本に徹して丁寧に造り込んだ醸し人の英知の結晶。
軽い味の山廃が多い中、コクと味わいを押し出した“らしさ”が特徴です。“フルーティー”とはおおよそ無縁ですが、まろやかさのある甘い香りがあり、冷やして飲めば酸味が冴えてシャープな飲み口に。また常温からお燗では、ほのかな甘味と複雑に絡み合った奥行きのある味が楽しめます。 |