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このクラスは再現性の難度が非常に高く、しかもうまくてあたりまえを要求される。また、仕込み工程でのささいな不満点が結果としてデキのイイ大吟ができたとしても、「自分(杜氏)のイメージ通りではない」として自身の評価は厳しい。結果オーライでもこの人達はそういうレベルで仕事をしていない。当然なのかもしれないが、かなりシビアな世界だ。
くどき上手のフラッグシップに相応しく、味わいに抜群の品格を備えている。醸造年度毎のバラツキも少なく“さすが”のひとことだ。
米は山田錦。上質であることは疑う余地もなく、一般市販酒最高レベルの35%まで磨いてある。香りは上級クラスに共通するが、更に“気品さ”を纏った心地よさがある。立ち香をそのまま引き継ぐ形で口中にゆったりと旨味が広がり、しっとりと五感に馴染んでゆく感じがする。飲み終わった後の鼻腔の奥に残る味わいの残像が、更に満足感を引き立てる。 |