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巷で人気の駿州中屋に、全国でも数種類とない類まれなスペックの限定品が登場しました。山廃仕込に注力する富士高砂酒造が最高級の備前雄町を50%まで磨き、山廃純米吟醸として限定524本の発売です。
富士高砂酒造の山廃仕込というと、やわらかく甘みのする、山廃としては飲みやすい部類に入ることで人気の高いお酒ですが、全てお米は山田錦で醸されています。今回初めて雄町米を山廃仕込することで、今までに無い新しい味と富士高砂酒造の挑戦が始まりました。
立ち香にはシャープさを感じ、味わいには山廃造りの恩恵であろうコクと雄町米の味が相まって、屈強な強さを感じるシャープな味を表現しています。しかしこのお酒で最も特徴的なのは味に現れる
“酸”。文字通り酸味に感じる部分ですが、この酸がとても美味い。
酸はお酒の濃淡や甘辛、そしてお酒そのものの寿命に大きく関係してきます。しかしそれは全体の味のバランスの中で評価するのであって、決して酸の味だけを表現することはしません。それほど特徴的な酸であり、美味さのある酸なのです。
3年前より雄町米を使った純米吟醸を造りはじめ、年々その美味さに磨きをかけてきました。特に今年は夏を過ぎてからの味わいが抜群に良く、気付いた方だけが得をしたようなお酒でした。雄町というお米を3年間醸し、特性を吟味した上で得意の山廃仕込と組合わせる。最初から狙いは
“ココ”
と言わんばかりに駿州中屋ブランドでの投入です。 |